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Baker Hughes + Workiva

Baker Hughes 社、投資適格のデータ、簡素化と自動化を融合させ、今日の ESG 需要に対応

分断された課題

  • 2050年までにネットゼロ、2030年までに50%の排出削減を目指す世界有数のエネルギー技術プロバイダー、Baker Hughes社では、企業戦略を支える堅牢なサステナビリティフレームワークを確立したいと考えていました
  • 新たな報告体制の基盤が必要に 

Connected Results

  • 信頼できるデータで投資家などの主要な利害関係者との透明性を確保
  • ダッシュボードで可視性を強化 
  • 変化するESGへの要請に柔軟に対応 

Why They Chose Workiva

Workivaのクラウドベースのレポートプラットフォームにより、Baker Hughes社はより正確なデータを活用し、データ主導の意思決定を行うことができるようになりました。また、同社では、自動化とサステナビリティ関連の開示、利害関係者とのエンゲージメント、そしてエネルギー転換を目指す顧客を支援するためのプラットフォームも必要としていました。
baker hughesロゴ

Workiva Solutions

  • ESGレポーティング

Baker Hughes社は常にサステナビリティを重視してきましたが、サステナビリティ報告の透明性への注目が集まる昨今、同社はさらに一歩進んだ対応を進めることを目指しています。こうした目標を達成するため、SECレポーティング、ESGレポーティング、法定開示報告や政府向け報告にWorkivaプラットフォームを活用しています。  

こうした取り組みは、同社でコーポレートサステナビリティマネージャーを務めるIrina Markina氏にとって特に重要です。自社のサステナビリティとネットゼロ・エネルギー移行戦略の開発と実行を主導する同氏は、「企業のサステナビリティ・パフォーマンス、M&A活動におけるESGスクリーニング、脱炭素化のための事業戦略ソリューションを推進しています」とその役割を説明します。同社では、世界の脱炭素化目標の達成に不可欠なCCUSや水素のエネルギー転換技術の推進を始め、エネルギーと産業のバリューチェーンにまたがる革新的な技術の設計、製造とサービスを提供しています。

 

ESGレポーティングにまつわる状況は絶えず変化します。そのため、同氏とそのチームでは、進化を続けるESG開示要件に確実に対応するためには、複数年にわたる機敏なアプローチが必要であることをよく理解していました。 

今後の変化にスムーズに対応するべく、精度の高い統合レポートを提供するためには、複数の機能を備えた基盤を計画的に構築する必要があります。同チームは、PwC社のサステナビリティに対するデータ主導の統合的アプローチを通じた長期的な価値創造への豊富な知見に着目し、PwC社との協業を決定しました。 

「PwC社と一緒に仕事ができて本当に良かったと思います」と同氏。「PwC社は、当社が拡大し、新しい基準を採用しながら社内外の利害関係者、従業員、経営陣や一般市民に対して重要な情報開示を行うための基盤づくりを支援してくれました。」

自社の戦略が強力なサステナビリティの枠組みに支えられていることもあり、同氏はサステナビリティ関連データへの注目度が総じて高まっていることを実感しています。Baker Hughes社では、気候変動が世界が直面する最大の脅威の1つであり、自社事業にとっても課題であることを認識しています。その一方で、低炭素エネルギーへの移行を支援することは、低炭素エネルギー技術ポートフォリオを成長させ、新規市場参入の新たな機会を提供することで、同社事業のレジリエンスを高めることにもつながります。 

同氏はこう語ります。「当社には、企業戦略から生まれるこうした素晴らしい機会があります。当社の低炭素エネルギー技術ポートフォリオは、資本配分の観点から見て最も急成長しているポートフォリオです。同時に、利害関係者との信頼関係を構築するためには、投資家のニーズに対応できるレベルのESGデータが必要であることも認識しています。こうした動きは業界全体でも見られ、規制の枠組みや基準が変化し続ける中、利害関係者は企業業績を評価する際にESG指標を重視するようになってきているのです。」  

 

Baker Hughes社はこれまでにも、透明性の確保に一貫して取り組んできました。2010年にカーボン・ディスクロージャー・プロジェクトへの報告を開始後、2019年にはGRIコア・スタンダードに準拠した報告を行うというマイルストーンに到達し、2020年には金融安定理事会が作成した気候関連財務情報開示タスクフォースであるTCFDへの準拠を達成しています。
 
「Baker Hughes社では、サステナビリティを主眼に企業財務管理を進めており、ESG関連の要素は、社内と業界全体の変革を推進するための重要な手段であると考えています。何より、気候変動とエネルギー転換に対する取り組みは、当社の成長戦略の中核をなす、非常に重要な要素です。」 

報告体制の基盤構築を終えた時点で、同氏のチームでは、その報告を真に強化するにはデータシステムと技術を構築する必要があることを認識しました。そこで、情報ガバナンスに関してPwC社と、データと自動化の簡素化に関してWorkivaとそれぞれ提携することを決めました。

 

データの報告と関連指標に焦点を当てた戦略計画は、ESG報告エコシステムにとって重要な要素となります。Baker Hughes社は、ESG指標の堅牢なデータ定量化プロセスとコントロールを実現する強力なESG情報ガバナンスの枠組みを確立することを早い段階で決定しました。ESG情報を管理・報告するための明確なアプローチを整備することで、報告対象の指標とその基盤となるデータの監視能力と信頼性が高まるため、こうした枠組みの整備が特に必要となります。 

同氏のチームでは、自動化を成功させるためには、明確な管理構造が重要な基盤となることを認識しており、データ消費面でのニーズと自動化に対応するため、Workivaのクラウドベースのレポーティングプラットフォームを利用しました。 

「ダッシュボードは、データに基づく意思決定とサステナビリティ情報開示の最適化に役立っています」と同氏は語ります。こうした基盤を持つことは、Baker Hughes社の社内戦略や利害関係者との関わりを促進する上で非常に重要です。「当社では、お客様のニーズを満たすこと、特にエネルギー転換の目標を達成することに重点を置き、取り組んでいます。Workivaは、そうした目標達成を支援してくれています。」 

継続的な改善を目指す同氏のチームでは、こうした施策を「数年にわたる取り組み」として捉えています。

Baker Hughes社にとって、自社の報告体制を定義し、戦略的計画を構築し、定義された方針、手順と統制を整備することは、有意義なESGエコシステムを開発する上で欠かせない重要なステップでした。PwC社と協業し、Workivaのプラットフォームを使用してプロセスの自動化を支援することで、同社は、業務を効率化しつつ、企業としてのサステナビリティ戦略と利害関係者の管理を強化することに成功しました。

 

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