Key Takeaways
【サマリー】
欧州連合 (EU) の新たなサステナビリティ報告指令(CSRD)の要件は、EUで事業を展開している多くの日本企業にも影響を与え、現状の開示規則よりもはるかに範囲が広く、サステナビリティ報告の様相を根本的に変更することになります。EUのサステナビリティ情報開示は複雑かつ多岐に渡るため、日本親会社主導で早期に進めていくことが重要です。
より詳細なサステナビリティ報告の要求事項を導入することに当たって、組織的な情報収集も大きな課題になります。これらの各種開示要求事項は連結ベースでの財務・非財務情報収集が大前提となっており、ITシステムの活用を含めた打ち手の検討も急務となっています。
本Webinarでは上記の状況を踏まえて、今日本企業が対応しなければならない事項や社内・社外向けのレポートの在り方について、Workiva社の事例を交えながらディスカッションしてまいります。
【共催】ワーキーバジャパン合同会社、有限責任監査法人トーマツ
【会場】Webinar(ON24:ウェブブラウザからご覧いただくオンラインセミナー)
【内容】
開会挨拶
ワーキーバジャパン合同会社 エリアセールスマネージャー 大八木 邦治
第 1 部 「ESG情報開示への対応を契機としたESG経営管理基盤の確立」
有限責任監査法人トーマツ シニアマネジャー 関 丈範
有限責任監査法人トーマツ マネジャー アダム・ノルべルト
昨今欧州CSRDや日本のSSBJなどから多くの非財務情報(ESGデータ)開示要求が出ています。そのような環境下、多くの企業はまだまだESGデータ開示に係る組織的かつ効率的な情報収集に課題を抱えている状況です。
収集すべきデータの多様性や内部統制を含めたデータの正確性の担保、効率的な情報収集体制やレポーティング業務の効率化・自動化について、今どのような対策をとるべきかを解説していきます。
第 2 部 「タケダのグローバルレポーティング業務改善事例」
武田薬品工業株式会社 升山 泉 様
ワーキーバジャパン合同会社 エリアセールスマネジャー 大八木 邦治
武田薬品工業は2020年に、エクスターナルレポーティングチームを中心としてWorkivaを導入しました。Workivaは独自のリンキング機能を活用し、従来のExcelバケツリレーや手動の報告作業を自動化する全く新しいクラウド・レポートプラットフォームです。 本セッションでは、武田薬品工業がどのような背景でWorkivaを導入し、どのように活用してきたのか、その結果どのような効果があったのかを実際のプロジェクト事例を交えてご紹介いたします。
質疑応答
【備考】
・お申し込みは1名様ずつのご登録が必要となります。
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